バカラゲームは「カジノの王様」と呼ばれるほど、カジノで親しまれています。そんなバカラですが、発祥したのは500年以上も前。さらにいうと、欧米のほうから来ているのです。そんな人気のカジノゲーム、バカラについて少しのぞいてみましょう。
バカラ名前の由来
バカラはイタリア語で「ゼロ」または「破産」という意味です。そのためイタリア語が有力ですが、一部ではフランス語から来ているのではないかと言われています。
また「10」「J」「Q」「K」がゲーム内で「0」としてカウントされることも名前の由来となっているかもしれません。
バカラの起源はイタリア
バカラの起源はイタリア説とフランス説がありますが、14世紀ごろからイタリアで楽しまれていた可能性が高いと言われています。当時は庶民が遊ぶことがなく、貴族のみで楽しむ賭けでした。
また起源はイタリアとされていますが、元となっているのは中国の牌九(バイガオ)やローマのサイコロ占いなど、諸説あります。バカラとして世界で人気となる前から、各地で似たゲームがあったというわけです。
フランスやイギリス、ヨーロッパへと伝わる
イタリアからフランスへと渡ったときも、貴族のゲームとして親しまれており、あまりの人気にルイ・フィリップ国王が1837年に禁止しています。それでもひっそりと遊びつづける人たちがいるぐらい、バカラはブームでした。
フランスからイギリスへ渡ったころには、皆が遊べるゲームとして親しまれ、ヨーロッパ全体へと広まったのです。
ヨーロッパからアメリカへと渡る
アメリカでは1871年に「ニューヨーク・タイムズ誌」にてバカラが遊ばれていることが確認できます。さらに人気は広がり、19世紀に正式なカジノゲームとしてバカラはデビューしました。もっと気軽に遊べるよう、「ミニバカラ」というプレイ形式もできます。国へ渡るたびに違った呼び名、または違ったルールで遊んでいるため、バカラには違う種類がいくつもあるのです。
現在のバカラ
バカラはその後、陸地のカジノとしてマカオやシンガポールといったアジアでも遊ばれるようになります。またオンラインカジノでもバカラは人気であり、世界中の人に愛されるカジノゲームとなりました。初心者でも分かりやすく、少額から賭けられるゲームもあれば、ハイローラーの人が飽きることなく大金を賭けられるゲームもあります。
バカラの歴史から分かる愛され度
バカラは500年以上前にできたカジノゲームでありながら、今(2022年)もなお、オンラインカジノやランドカジノで愛されているゲームです。小さな金額を賭ける人からハイローラーの人まで、多くの人が楽しんでいます。ぜひ歴史深くもシンプルなバカラを遊んでみてください!